2018/07/21
発表会について〜費用は?親の手伝いは?
バレエは発表会にすごくお金がかかるようなので不安、、、
だから子供に習わせたいけど、なかなか一歩踏み出せない。
発表会は親の手伝いがとても大変と聞くけど、どうなんだろう。
バレエの舞台を一つ作るのには、多くの人の力が必要です。
大きな会場を借りて、舞台を組み立てる裏方さん、照明さん、音響さん、衣裳を作る方、舞台メイクの仕度をしてくれる方、、、
本当に多くの方の仕事があってはじめて、舞台で踊ることが出来るんです。
スタジオが独自で行う盛大な発表会では、こういったところにかかってくる費用を生徒達が負担していくため、発表会費が高くなるのは、どうしても避けられないことだと思います。
また、親の手伝いも必要で、それがないと発表会が成り立たないようです。ただ、手伝いが大変で、我が子の舞台が観られない!といったケースも。
当スタジオでは、独自では発表会を行なっていないので、費用は抑えられています。
骨髄バンク主催のふれあいコンサートという、様々な団体が参加するチャリティー公演に、毎年参加し、それを発表会としています。
大きい舞台(習志野文化ホール・大ホール)で、照明などもきちんと付いて、舞台メイクもし、衣裳を身につけ、本格的なものです。
発表会費用は、出演料・振り付け指導料・骨髄バンクへの寄付金・衣裳代(クリーニング代含む)・当日仕度のお手伝いしてくれる方への謝礼など
発表会にかかる諸々の費用全て込みで、子供クラスが¥50000、幼児クラスが¥30000~¥35000です。
小学生高学年以上になり、長い曲をソロで踊る場合は、プラス¥8000前後です。
これ以外に必要になるのが、サテンバレエシューズ(舞台用のバレエシューズ)¥2000程で、各自用意してもらいます。
あとは、写真やDVDなどは、業者さんに依頼し、希望者のみの購入になります。
写真は一枚¥600前後、DVDやブルーレイは一枚¥5000程(全体で頼む枚数により前後します)です。
作品は、それぞれ、ソロもしくは少人数で一曲ずつ踊り、最後に全員で一曲踊っています。ですので、一人二曲踊ることになります。
親の手伝いはほとんどありません。
親は我が子の舞台を余裕を持って安心して観る事が出来ます。
衣裳は、アトリエヨシノさんから毎年借りています。どれもとても素敵な衣裳です。
毎年、習志野のふれあいコンサートは10月に行われていましたが、今年は習志野文化ホールが一年間改装工事に入っているため、
次回の開催は来年2月23日になります。よってスタジオの発表会はこの日になります。
発表会の練習は約3ヶ月前からスタートします。
レッスンの中で練習していくため、幼児クラスと子供クラスは基本的には全員参加です。
来年2月の発表会に参加するためには、少なくとも今年の10月初旬頃までにはスタジオに在籍している必要があります。
出場の申し込みや作品の申請をするためです。
バレエを習っている子供たちにとって、舞台で踊ることは、必要不可欠なことだと思います。
目標を持って、そこに向かって練習を繰り返し、舞台で踊る。
舞台を終えた後は必ず皆ひとつ成長しています。また次の目標が出来、日ごろのレッスンにも意欲的に取り組めるようになります。
私は、生徒達が舞台で踊ることによって、かけがえのない経験をして欲しいと、一番に願っています。
「バレエはお金がかかる」
でも、そこを少しでも抑えて、よい経験をしてもらえるように考えています。
費用だけではありません。「1人1人が主役になれる舞台」を作りたいと思っています。
高い発表会費を払って、出番は少なく、大勢で踊っていてどこに出てるのか探さなきゃいけない。手伝いが忙しくて、我が子の舞台姿をろくに見られない。ついでに人間関係までゴタゴタしてくる(狭い世界なのでやはり色々あるようです)。
ついつい親目線で見ると、これってナンセンスではないかなと思ってしまいます。私自身も2人の娘の親なので。
バレエの舞台は、踊る子供にとっても、それを応援する家族にとっても、ワクワクと楽しく、本当に素晴らしいものです。
バレエスタジオBelleでは、
「皆が純粋に舞台を楽しめる」
そういった環境を大切にしています。